集中力を高める方法

テストが近づいているのに、
つい友達のことやメール、漫画、テレビのことを考えてしまうことありませんか?

勉強しているはずが、ちっとも頭に入ってこない。
テストで結果を出さなければならないときに限って、
なぜか机の周りが気になり掃除を始めてしまったりする。
リビングにいる家族の会話が気になりだす。
そんな風に目の前のことに集中できない日があるでしょう。

あまりに気が散るのは、本当は目の前のことをやりたくない理由があるからです。
たとえば、単にその教科が嫌いで問題を読む気がしないのかもしれません。
あるいは、自分が時間をかけてやっているのに覚えられないことに不満を持っているのかもしれません。

「集中しな!」と自分を叱らずに、
実はやりたくない自分をまずは認めましょう。
その上で今すべきことを確認し、
すべきことに集中する自分への切り換えを行いましょう。

あとは「集中しろ、集中しろ」などと意識せずに、
目の前にある問題集やプリントを一つずつやっていけばよいのです。

やりたくなかろうとやらなければいけないのなら、
引き伸ばすだけ負担になります。

だから、やりたくないが、とにかくやってしまおうという方向に気持ちを切り換えることが大切です。

少し余談になりますが、集中力というものには大きく二つの誤解があります。
勉強の間、ずっと集中を維持しようとするのは無理があります。
人間というのは、長く集中し続けることはできません。

例えば、2時間一心不乱に勉強したとして、
本当に集中しているのはものの数分です。
あとはその余韻です。
一日の勉強のうちでどこに集中の山場を持ってきて、
その余韻でどこまでいくか、そんなことは意識でコントロールできません。

何をやるのかというイメージさえしっかりしていれば、
普段使わない潜在意識がうまく調整してくれるのです。

もう一つの誤解は、集中とは一つのことだけ考えて他のものはシャットアウトしている状態なのだというもの。
これは臨床用語で一極集中という段階です。

別の集中もあります。
拡散集中です。
これはあらゆる状況をキャッチしながら、
かつ目的に向かって集中している状態です。

例えば、プロサッカー選手を思い浮かべてください。
彼らは試合中にプレーしながら常に首を左右に振っています。
今、敵がどこにいて味方がどこにいるのか、パッパッと見ながら常に情報をキャッチしているのです。
だからボールが来たときにすぐに動けるのです。
もしもボールだけに一極集中している状態だとしたら、こうはいかないでしょう。

人はたいていの場合、まずは一極集中から入り、
眠っている力が発揮できるにつれて拡散集中へと向かいます。
これは生まれつきの能力ではありませんし、年齢を重ねてつくものでもありません。
さまざまなプレッシャーを経験しながらも、目標を常に確認することで、磨いていく力です。

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